あなたの美容室では、ブログをどんな風に書いていますか?
ブログの意味・意義をしっかり美容室内で共有出来ていますか?
たまに、食レポのブログかなと思ってしまうような、もったいない書き方をしている美容室のブログも見かけます。
この記事ではWordPressを使用してブログを書いている美容師さん向けに、検索でヒットしやすいブログの書き方をご説明します。
ブログには色んな使い方があると思います。
SNSを通じてお客様とコミュニケーションを取るために使用する方法、既存のお客様に向けた発信方法などもあると思います。
しかし、今回はより多くの人にブログの記事を見てもらい、あなたの美容室を知ってもらう事、新規見込み集客に特化した書き方をご紹介します!
ブログのあり方については色々な情報がありますが、1つの方法として覚えて貰えれば幸いです。
少しテクニカルな内容なので、何度も見直して、現状のブログと照らし合わせて頂ければと思います。
ブログタイトルの考え方
たかがタイトルと思われるかもしれませんが、タイトル次第でアクセス数は何十倍も変わります。
これは大袈裟な言い方でなく、これから説明することを実践すれば、間違いなく変えることができます!
内容は頑張ったけど、タイトルはこんな感じでいいや、と簡単に決めている人も多くいると思います。
そんな方に、是非実行して頂きたい方法です。
では、実際に何をすればいいか見ていきましょう!
ブログの内容を正しく伝えているか?
例えばこのブログのタイトルが『ブログの書き方テクニック』だと、どこにでもあるようなタイトルで、きっとあなたにも見てもらえなかったでしょう。
このブログは、美容室のブログ集客に悩んでいて、WordPressを使用して書き方が分からない人向けに書いているブログです。
なので『簡単!美容室のWordPressブログ13個の書き方テクニック!』と書いたほうが実際に見てもらえる人が増えるのです。
そしてターゲットを深掘りしたタイトルになってるいるので
「こんな情報があるかな?」
「どんな内容なのかな?」
と思ってもらえたのでは無いでしょうか?
さらに、『簡単!〜』とキャッチーにすることで、気軽に見てもらいやすくなっています◎
Google・Yahooで検索する時を思い出してみてください。
PCでもスマホでも、大きさは違えど下記の様な結果が出てきます。
普段見慣れているとは思いますが、こちらが検索した時の結果画面です。
知りたいことに対して、これらの情報だけで判断し、アクセスするかしないか判断されるのです。
上にあるのがタイトルで、下にあるのが後ほど説明しますがディスクリプションと呼ばれるものです。
ユーザーはタイトルとディスクリプションで内容を想像し、使える(知りたい)情報だと思った場合にアクセスします。
この事からも、タイトルの重要性は分かって貰えたと思います。
さらに細分化して考えると下記のようになります。
ブログタイトルの文字数は全角30文字以内で書くこと
理由は単純で、Googleの検索結果に表示されるタイトルが32文字~35文字までとなっているからです。
スマホの場合は、大体27文字から30文字、その他TwitterやFacebookに投稿する場合も30文字前後でタイトルは表示されます。
この数字は、ブラウザの大きさによって前後するので、30文字以内で書きましょう!
そもそもタイトルに30文字前後も思いつかない!と思う方もいると思います。
下記の説明を理解すれば、書けるようになります♪
これは使える情報だ!と思ってもらえること
検索をしている時、ユーザーはタイトルを見ただけで、読む価値があるかどうかを無意識的に判断しています。
タイトルを読むことで、自分の求めている情報が得られるページかわからなければアクセスすることはありません。
つまりタイトルは、一瞬見た時に「これは求めている情報だ!」と伝わるものでなければなりません。
このブログでもたびたび使用していますが、「〜のテクニック」「〜の方法」「〜とは?」「〜の事例」「〜をしておくべき事」などをタイトルに入れると、ブログの内容が一発でわかるので、ブログを見てもらえる確率が上がります。
大事なことは
「ブログの内容を考え、誰に向けたものなのか?を意識してタイトルに反映することが重要です。」
数字で興味を持たせること
CM広告やリスティング広告など、どの広告媒体でも重要視しているのが数字です。
どんな数字を入れれば、心理的にどんなふうに訴えられるかなど、人にとって数字とは判断を大きく左右する要素になります。
例えば、
「ヘアカラーまとめ」
と
「2023年夏のトレンドヘアカラー20選まとめ」
比べると分かると思いますが、具体的な数字が入っている方がより興味が惹かれるタイトルになります。
数字が入っていないタイトルは、具体性に欠けカテゴリーが広すぎて、ユーザーがイメージしにくい印象を持ってしまいます。
数字が入っているタイトルは、これからの季節に向けてのカラーについて書いてあり、しかも20個のカラーが掲載されている。
と判断することができ、このブログを読むことで、なりたいヘアカラーの比較検討が出来るんだ!と判断してもらうことができます。
このサイトでも多くの数字を取り入れたタイトルをつけています。
そして数字を入れることで、検索結果から選んでもらえることに成功しています!
- 35歳で独立した美容師が教える独立に必要な準備と7の条件
- 美容室を開業するために考えるべき10の項目
- 【業務委託美容室】美容師が独立5年間で3店舗出店した方法
- 面貸し・業務委託美容室で働きたい美容師に必要な5つの事
- 美容室に必要な顧客管理システムPOSレジのまとめ18選
キャッチーなキーワードを入れること
人は難しいことよりも、より簡単な方に流れがちです。
セットアップのタイトルの例だと
「60分かかります!」よりも「5分で簡単アレンジ♪」の方が興味喚起できるのはなんとなく分かりますよね。
今までかかっていた時間よりも短縮して出来るというのは、その人にとって有益な情報となります。
それがユーザーに伝わるように、全て硬いタイトルよりも少し崩したタイトルの方が親しみがあり、選ばれる理由にもなっています!
[aside type=”warning”]こんなタイトルはNG!
「◯◯◯◯パート1」
続き物は結構やりがちですが、これはタイトルの重複になってしまいます。
◯◯◯の部分は全て同じ言葉になってしまうで、Googleが検索結果を表示する時に、どれを検索結果に出していいかわからなくなってしまいます。
最悪なのは、同じようなコピーブログがあると判断されて、検索結果に出なくなってしまいます。
「内容と不一致なタイトル」
タイトルだけ、念入りに考えても、タイトル通りの内容で無ければ意味がありません。
「◯◯◯◯ 美容室 渋谷」
SEOに引っ掛けようと毎回自分のサロンのエリアを入れたりするのもNGです。
ただし内容に関係あればOK!
例えば「渋谷のキッズルームが充実している美容室」などきちんと内容があれば大丈夫です。[/aside]
パーマリンクの入力
パーマリンクとは?
パーマリンクとは、書いているブログのURLを任意で決められる機能のことを言います。
デフォルトのままよりも編集し、分かりやすいURLにしたほうがアクセス数は伸びやすい傾向にあります。
日本語のままのURLだと、SNSなどでシェアした際にとても長いURLになってしまいます。
ただ、日本語のURLのメリットなどもあるので一概には言えませんが、不都合な場合が多いのでここでは、半角英数字をオススメしまいます。
記号を使いたい場合は、Googleが推奨しているハイフン『-』を使用しましょう!
パーマリンクの設定方法
下記の画像を参考に設定が可能です。
- パーマリンク設定01の写真の、赤枠の『編集ボタン』をクリック
- パーマリンク設定01の写真の、赤枠に任意の英数字を入力してください。
- 左の『OKボタン』をクリックして設定完了です。
ブログ本文の書き方
さて、今までは準備段階です。
ここからが本題です!
WordPressには、SEO効果を上げる為に必要な武器がいくつもあります。
ただ、それを使いこなせている方は多くありません。
逆にこれらを使いこなせれば、他のブログよりもSEOを強くすることが可能でしょう!
見出しとは?
見出しとは、WordPressを使用している方なら1度は見たことがあるはずです。
ここの『段落』ボタンを押すと、
こんな形で見出しを選ぶ事が出来ます。
まず見出しを使うメリットとして、ブログが見やすくなるというメリットがあります。
このブログも『ブログ本文の書き方』などが他より目立つ形式になり、重要なポイントが視認しやすくなっています。
見出しを設定することで、ユーザーにブログの内容をストレス無く伝えることができるようになります!
このブログだと下記の様な表示になります。(※このデザインはテーマやCSSによって変わります。)
さらに、Googleの検索エンジンが、ブログの構造を判断する材料、つまりGoogleにブログの内容を伝えやすくなり、評価が上がるようになります♪
この様に、ユーザーのブログの見やすさにも、SEO的にも見出しは使わないデメリットはないツールです。
見出しの注意点
次に、どう使えばいいか?です。
いくつか注意点があるので、紹介していきます。
「見出し2」から使うこと
何故かと言うと、「見出し1」は既に使っています。
それは最初に書いたタイトルです。
SEO的に「見出し1」は1ページに1つしか存在してはいけません。
ブログ内容では「見出し2」から使うようにしましょう!
大きい文字にしたいからで、使わないように
見出しを設定すると、他の文章よりも大きくなり目立つ文字になります。
だからと言って目立たせたい文字に「見出し」を使用することはやめましょう。
何故かと言うと「見出し」はブログの構成を位置づけるものであって、目立たせたいから使うものではないのです。
見出しの順番は正しく
「見出し2」から使うようにと記述しましたが、そのあとの順番なども注意してください。
見出しの数字の順番通りに、使用しなければ正確な効果は見込めません。
下記のような形で使うと、視覚的にも見やすくより効果的だです。
効果的な見出しの作り方
ブログを書いている人の多くは、書きたい内容を決めたら、すぐに書き始めてしまいます。
これは、内容が定まらずだらだらと書いてしまい、内容がブレたブログになる可能性がとても高くなってしまいます。
ちなみに、筆者は下記のようにエクセルなどで、ブログ設計シートを用いてタイトルと見出しをリストアップし、ブログを設計しています。
パッと見てすぐ分かる!
ブログは、長いと興味が無くなった時点で離脱(別なページに移動)してしまいます。
それを避ける為に「見出し」は、見てすぐに理解でき、興味をそそるものが有効的です。
このブログの見出しは下記のように設定し、読んだだけで何を書いているか想像出来るようにしてします。
さらに、このブログは普段WEB関係の仕事をしていない美容師さんに向けて書いているので、専門用語は極力さ避け、分かりやすいように書いています。
美容師さんのブログでも、お客様向けに書く記事の場合は、いくらケミカルに強みがあったとしても、お客様にはそこまでの専門知識が基本はありません。
きっとブログに書く時には、なるべく専門用語をできるだけ使わずに、わかりやすいように書いていると思います。
2対8の法則で、2の人に伝わってもあまり効果がなく8の人たちが分かる言葉選びを心がけましょう♪
[aside type=”normal”]このブログの「見出し」
1 ブログタイトルの考え方
1.1 ブログの内容を正しく伝えているか?
1.2 ブログタイトルの文字数は全角32文字以内で書くこと
1.3 これは使える情報だ!と思ってもらえること
1.4 数字で興味を持たせること
1.5 キャッチーなキーワードを入れること
2 パーマリンクの入力
2.1 パーマリンクとは?
2.2 パーマリンクの設定方法
3 ブログ本文の書き方
3.1 見出しとは?
3.2 見出しの注意点
3.3 効果的な見出しの作り方
3.4 ディスクリプションの設定
4 まとめ
[/aside]
ディスクリプションの設定
上記でも触れましたが、Googleなどで検索した時に出てくる、タイトルの下に表示される文章です。
WordPressだと、All in One SEO Packというプラグインでブログごとに設定できます。
設定する事で2つの作用です。
- 検索したユーザーに、各ブログの概要を知らせる。
- Googleなどに、各ブログの概要を知らせる。
見ているユーザーとGoogleなどの検索エンジンに内容を伝える作用があります。
ディスクリプションの文字数は、ディバイスやブラウザの大きさによって異なってくるが120字以内でまとめましょう!
さらに、ユーザーが検索したキーワードが自動で太字として強調されるのもポイントです。
ユーザーが検索しそうなキーワードを事前に盛り込んでおくと、強調されブログへのアクセスが増加するでしょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今までブログを書く時に意識してこなかった方には、少し難易度が高く感じたかもしれませんが、これらの事を実践することで、認知という点では劇的に変わると思います。
美容系のブログは多く存在します。
その中でも、実際にプロである美容師さんが書いているもの、素人が書いているもの、様々あります。
素人が書いている中にはPV数を集め金儲けでやっている物もあります。
美容のプロの意見が書いているブログがあまり見られず、素人が小手先だけで書いた記事の方が多く見られるという現実もあります。
しかし、それでは将来のお客様になるかもしれない方々が、間違った情報を信じてしまったりします。
それでは、せっかく美容師さん達が発信している意味が無くなってしまうのです。
だからこそ、小手先の素人に負けいないブログを書いて頂くために、今回のブログを書かせて頂きました。
今後も、負けないブログ作りの記事を書いていこうと思います。
よろしくお願いします。
[su_button url=”https://be-sion.com/information//” target=”blank” background=”#e42933″ size=”10″ center=”yes” radius=”5″]お問い合わせはこちら[/su_button]