どれくらいの売上を持っていれば、美容師として独立出来ると思いますか?
これからお話することは、月の売上が30万でも300万でも同じことが言えます。
スタートは新規率100%から
スタイリストにデビューした直後は、ほとんどの場合指名のお客様は0に近いです。
指名があるとしても、アシスタント時代にカットモデルをお願いしたお客様が引き続きご来店されるぐらいだと思います。
デビュー直後は、美容室で集客した新規のお客様を担当されることが多くなります。
初期はフリーのお客様の売上が、自分の数字となります。
その割合は、100%新規となることが多いでしょう。
単純な売上よりその内訳が大事
では、デビューして数年後も指名はそのままでしょうか?
きっと違うはずです。
サロンワークを行なっていく中で、多くのお客様と巡り合い、指名を頂けるスタイリストになっていなければなりません。
Aさんの場合
客単価1万円×100人(新規)=100万円
例えば月の売上が100万以上になっていたとしてもその内訳が、
新規率の割合が100%では独立出来たとしても成功することは難しいでしょう。
Bさんの場合
客単価1万円×(15人(新規)+15人(リピート))=30万円
逆に売上が30万であったとしても内訳が、
新規率50%リピート率50%であれば確実にお客様が自分に付いていることが分かります。
こちらの美容師さんのほうが独立し成功する可能性が高いですよね。
Bさんは仕事の”質”の高さは確保出来ているので、あとは”量”をこなすことで数字として現れてきます。
継続していくことで、新規の人数は一定でも、リピートの数を増やしていくことで結果を作ることが出来ます。
そうすることで将来の目標などが見えてきて、独立も考えられるようになってきます。
独立までにしておくべき事
どんな環境にあったとしても、指名を頂ける自分作りをしておきましょう。
独立の際に既存のお客様に営業をかけていいかは、働いている美容室によって変わってきます。
例えば全くダメだという場合もありますし、そもそも全く別のエリアで開業することも考えられます。
その際は、1から自分で新規を獲得し更にその環境で指名を頂けなければなりません。
今の美容室でお客様からどんな理由で指名を頂けているのか考えてみましょう。
- 本当に自分にやって欲しいと思って指名を頂けている。
- 今のところ不満はないから指名を頂けている。
- その美容室が好きだから指名を頂けている。
- なんとなく指名を頂けている。
例ですが指名頂いている理由は様々あると思います。
その理由によって、3ヶ月・6ヶ月・12ヶ月どこかのタイミングで失客してしまう可能性もあります。
さらに次のステップとして指名され続ける事<が大切になってきます。
その為には指名頂いているお客様に満足頂くのはもちろんのこと、常に頼られる存在にならなくてはなりません。
それは技術や知識をつけた上で悩みを聞き答えられることです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
お客様の要望は時が過ぎれば移り変わっていくものです。
その時に答えられなければ失客してしまいます。
そうならない為にも今指名頂いているお客様はなぜ指名しているのか分析し、お客様に頼られる為になにをすればいいか理解しましょう!
こちらの記事では、実際に開業するための手順をまとめています。
是非参考にしてみてください。
https://be-sion.com/salon-open-howto/